インサイズで「窮々」と判定されても、メンバーに声をかけたら「大丈夫です」と言われてしまったり、業績が良いメンバーなので納得感がなかったり…ということもあるかと思います。
皆様の認識とギャップが生じる理由は、下記2パターンが考えられます。
- 職場も仕事も好きだが、本人も気づかないまま余裕がなくなっている
- 直属の上司に気を遣って本音を言えない
それぞれのケースと対応方法について、解説します。
1. 職場が好き・仕事が好き・でも窮々
インサイズでは「自分のままでいられる」という項目の得点が3点を下回った場合、他の項目の得点がどんなに高くても「窮々」という判定をしています。「自分のままでいられる」は、「職場に居場所を感じられているか」「余裕を持てているか」という心理的安全性に関わる項目であり、これが損なわれている状態では、どんなにやる気があってもパフォーマンスが高くても、健全な状態とはいえないため、このような判定にしています。
「自分のままでいられる」だけが低い窮々は、窮々の中では軽い状態ですが、放っておくと悪化して心身に不調をきたすリスクがあります。窮々は、長引くほど回復しにくくなるため、ライトに回復できる可能性が高いこのタイミングでフォローすることで、後々皆様のマネジメントが楽になります。
「大丈夫?」と聞くと、「大丈夫です」と返ってきてしまうため、踏み込んでフォローする方法は、コラム「vol1. 前向きに見える「窮々/悶々」メンバー」をご参照ください。
得点は、パーソナルレポートの「メンバーの解説を見る」より確認できますので、確認してみてください。メンタリティ判定のロジック詳細は「メンタリティの判定ロジックを教えて」をご覧ください。
2. 直属の上司に気を遣って本音を言えない
マネジャーとの面談では「問題ありません!」と言っていたメンバーが、部長から話を聞くと「実は…」と様々な不安・不満を話し始めた…というケースはよくあります。
そのメンバーは「マネジャーが忙しそうなので、これ以上負担を増やしたくなくて言えなかった」と言っていたそうです。このように、メンバーが直属の上司に本音を言えない理由は様々で、決して関係性が悪いからというだけではないのです。
得点が明らかに悪いのに、話をきいたら「大丈夫」だと言われてしまった場合は、第三者(部長・人事・メンバーと仲のいい同僚など)からヒアリングしてもらうことも有効な手段です。