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ご相談内容
日頃のメンバーの様子
組織のNo2としての役割を与えていますが、それに見合うスピード感考え方が備わっておらず、ギャップを感じます。物事を丁寧にこなしているので、業務の進め方に多少問題がありますが、あまり改善が見受けられないのでペースを乱されるのを嫌がっているのか感じます。
考えている対策
自分の能力以上の事があれば何でも手伝うので言ってくださいと話しているが、時間の使い方や楽な方への進む傾向があるのでやり方や優先順位の作り方をアドバイスしていますが、他の工夫の仕方があれば教えて頂きたい。
弊社からの回答
○○さんの状態は「窮々」です。
「窮々」とは、目の前の仕事に追われて余裕が持ちづらい、あるいは、職場に居場所が無いと感じてしまっている状態です。
○○さんの場合は、「自分のままでいられる」が2点と低いことに加え、「誇りをもてる」「フィードバックと承認がある」といった項目も低い水準となっており、仕事そのものに自分がどのような価値を発揮すればよいのか見失いつつあるようにもお見受けします。
メンタリティに影響する要素も踏まえて解釈しますと
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・周囲には恵まれている中で、自分なりに頑張ろうとしているが、
・自分にかかる負担が大きいように感じていて、
・こういった期待にどう応えていけばよいかわからず
・素直に発言することや自分のままでいられるという感覚が持てない
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といった状況のようにお見受けします。
○○さんは「調和重視」タイプの方で、やはり優先順位をつけるのが苦手なことが多いです。
そして、周囲に迷惑をかけたくない、という気持ちから、なかなかSOSを出せないこともあります。
(相談者様)から「手助け」を申し出ていただいているにも関わらず、なかなか具体的な要望が上がってこないことは、このような背景からのように思えます。
こうしたときに、アプローチとしては大きく2つのことが重要になってきます。
1つ目には、「できること」「やれていること」について改めて目を向け直すコミュニケーションです。
前述のとおり、新しい役割に対して、苦悩している中では、本人も上司も「できないこと」に自然に目が行ってしまいがちです。こうした中で自己効力感を失いすぎてしまえば、空回りを起こしてしまいます。
新しい期待はかけるとして、これまでどおりに「できること」についても、改めて認識することで、自信を失わないように促していただくことが有効のように思えます。
2つ目には、優先順位付けの手助けです。
これは、すでにアプローチいただいているとのことですが、No2を任せているという期待の中からは、上司としては、要望していかなければならないことがあるのだと思います。
そうしたときに重要なことは、「これを重点的にやってほしい」というメッセージに加えて、「これはやらなくても良い」ということを明確にしていくことです。
調和重視タイプの方が優先順位をつけることが苦手になりやすいのは、周囲から見られ方なども気になる中で、なかなか「捨てれない」という側面にあります。
ですので、重要さを説く、というアプローチのみだとなかなか、業務があふれてしまい、結局、重要なことも含めて全体のクオリティが中途半端になってしまう、ということになってしまいます。
もし、こうしたことが当てはまるようであれば、「やらなくてもよい」というお墨付きを上司が与えてあげることが効果を発揮しそうです。
場合によっては、(もしかすると○○さんを頼ってしまいがちな)周囲のメンバーにも、○○さんには重要なミッションがあるから、今は前と同じようには頼れない、といった認識を持ってもらうことも必要かもしれません。
これらの1つ目のアプローチと2つ目のアプローチの両方を、状況を見ながらバランスをとって行っていくことで、自信を保ちつつ、No2らしい仕事ぶりに近づけていくことが出来るのではないかと考えております。
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