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ご相談内容
日頃のメンバーの様子
本人の自己肯定感が著しく低いため、今は具体的なアドバイスや取組みを伝えても前向きに捉えることは難しい状況と感じる。
考えている対策
まずは日ごろのコミュニケーションの中で根気よく傾聴していき、少しでも何でも安心して話ができる環境は引き続き作っていく。
また、できる限り負荷をかけないように業務を調整し、自分自身を振返る余裕をもってもらいながら、長い時間をかけて本人の自尊心が高まるようなサポートをしていきたい。
弊社からの回答
◯◯さんの状態は「窮々」です。
「窮々」とは、目の前の仕事に追われて余裕が持ちづらい、あるいは、職場で自然体でいられないと感じている状態です。
◯◯さんの場合、まず気になるのは「フィードバックと承認がある」および「誇りが持てる」の点数が低いことです。この状態は、自分が何をやっても認めてもらえると思えない中で、自分が今取り組んでいる仕事には意味がないのではないか…と自信を喪失してしまっていることを指しています。
そのことに端を発して、「思ったままを話せる」と「自分のままでいられる」の点数が下がっています。
対応する項目として「コミュニケーションが取りやすい」と「個々人が尊重される」の 点数は高いのに、これらの2項目の点数が低いと言うことは、周囲はよく気を使ってくれるし、声もかけてくれる状況ではあるのだけど、(他の部分で)いつも緊張感が高いし、何かあっても内に抱え込んでしまっている、というようになっているのだと思います。
そのように見ていくと、自己認知の4項目のうち「当事者意識を持てる」だけがかろうじて3.0点となっています。
目の前の仕事への責任感を失っているわけではないが、より高い成果を上げようとまでは思いきれていない。いずれにせよ、他の3項目が3.0点を下回っている中では、目の前の仕事だけを頼りに、何とか頑張っている状況なのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、そういった意味では仰るとおり、まさに自己肯定感が著しく低い状態であると言えます。
こうした状況で、何から始めれば…というのも難しいものがありますが、ぜひ意識して頂きたいことは、ご本人自身が「できていない部分」に目を向けすぎてしまっている点を是正すること。「できている部分」や「できるようになってきた部分」になるべく目を向けさせること。の2つです。これが最も大事なポイントになります。
その上で、◯◯さんは「創造重視」タイプになります。
何ができている/できていないといった事実を積み上げてコミュニケーションを取っていくことは勿論大事なのですが、このタイプは、根本的には、上司が自分の存在そのものに対して 肯定的・支援的に思ってくれているのか?という気持ちを一番見ています。
この上司は自分を心から応援してくれている、
この上司は自分に心から期待してくれている…
「できている部分」や「できるようになってきた部分」に目を向けさせるコミュニケーションに加えて、上記のように思ってもらえるような関わり方をしていくことで、◯◯さんも少しずつ前を向いていくことができるのではないでしょうか?
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